負傷当日が休業の日とされるのは、所定労働時間内に業務上の傷病が発生し、所定労働時間の一部を休業する場合のみです。1番方勤務者が所定労働時間を終わり残業中に負傷しても、補償事由が発生しませんから...
平成15年4月から、障害補償年金(障害年金)の受給権者が提出する書類が削減されました。従来、労災保険法施行規則第21条(年金たる保険給付の受給権者の定期報告)では、添付書類として、1カ月以内に...
遺族補償給付には、遺族補償年金と遺族補償一時金の2つがあります。遺族補償年金の方が給付内容は手厚く、それだけ支給される親族の範囲も狭まります。遺族補償一時金の対象者で、もっとも優...
階段からの転落まず、階段から転落して受傷した場合に、それが労災保険の業務災害に該当するかどうかについて考えてみることにします。そこで業務災害に該当するかどうかということですが、一般的に業務災...
墜落災害防止に関する一般的な規定は労働安全衛生規則第518条ですので、それを中心にしてご説明いたします。ご承知のように第518条は、高さが2メートル以上の箇所(作業床の端、開口部等については第...
第三者行為災害について労災保険給付を受けるには、一般の業務災害、通勤災害の場合の保険給付の請求手続きのほかに、「第三者行為災害届」という特別の手続きが必要です。第三者の行為による災害の届出につ...
偽関節とは、一般に、長管骨(上肢においては上腕骨、橈骨及び尺骨をいい、下肢においては大腿骨、脛骨及び腓骨をいいます。)骨折後のゆ合が不完全である(つながらない)ため、本来関節ではない部分が一見関節であるかの...
被災労働者が退職して労働関係が消滅した後も、労災保険の保険給付を受ける権利は変更されません。このことは、労災保険法第12条の5に「保険給付を受ける権利は、労働者の退職によって変更されることはな...
労災保険の休業補償給付は、労働者が業務上の負傷又は疾病による療養のため労働することができないために、賃金を受けない日の第4日目から支給されます。労災保険から支給されない最初の3日間(待機期間)...
じん肺管理区分の3は、「じん肺による著しい肺機能の障害がないと認められるもの」で、イと口に区分されています。「著しい」肺機能障害がないということですから、著しくない肺機能障害はあるということに...
突発的な事故などによる緊急用務のため、休日または休暇中、あるいは勤務を終了して帰宅しているとき、事業主から出勤督励を受けて、予定外の出勤をする場合には、一般の通勤と異なり、出勤途上の災害は業務災害となります...
療養補償給付、休業補償給付などの労災保険の保険給付は、それぞれを支給すべき災害補償の事由が生じた場合に、それらの者の請求をまって行われます。請求がない限り保険給付の支給は行われません。...
朝、車庫から役員宅へ役員を迎えに行き、会社まで送る過程、夕方、会社から役員宅を回って車を車庫へ納めるまでの過程については、運転者に課せられた当然の業務ですから、その間の災害は特別の事情がない限り、原則として...
出張の場合、いったん出張命令が出されて事業場を離れれば、事業場に戻るまでの間、その出張用務の成否や遂行方法などについて包括的に事業主に対する責任を負っており、特別の事情がない限り、出張の全過程について事業主...
単身赴任者等が、休日を利用して就業場所から自宅に帰り、週初めに自宅から就業場所へ出勤(週末帰宅型通勤)する往復途上の災害について、労働省は「1.就業の場所と自宅との間の往復に、原則として、毎週1回以上の反復...
労災保険でいう通勤災害とは、労働者が業務に就くため、あるいは業務を終えたことにより、住居と就業の場所との間を合理的な経路及び方法により往復する場合に、それに通常伴う危険が具体化して生じた災害をいいます。
通勤災害として労災保険の対象となる通勤とは、「労働者が、就業に関し、住居と就業の場所との間を、合理的な経路及び方法により往復すること」(労災法第7条)とされています。就業の場所とは、業務を開始...
労働者が作業時間(所定労働時間)の前後において、作業準備、後始末をしているときに発生した災害は、事業主の支配下において発生し、その行為は担当業務と密接な関係を有していますから、一般に業務災害となります。
労災保険から通院費が移送費(移送の範囲に通院費を含めて支給の対象としている)として支給されるのは、1.傷病労働者の住居地又は勤務先からおおよそ4kmの範囲内にある当該傷病に適した指定医療機関へ通院する場合で...
労災保険の休業補償給付は、業務災害を被った労働者が、その災害による傷病の療養のため働くことができないために、賃金をもらえない場合に、休業中の生活費として支給されるものです。その支給要件は、1....
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